秘沼探訪

今日は友人と、まだ見ぬ風景を求めて知床の奥地へ向かいました。また...。

大まかなエリアとしては毎年のように残雪期に訪れることがあるのですが、

今回は地形図では沼としてありそうですが、行ったことのない場所まで。

おそらくはタイミングと時期を誤ると、深すぎるササとハイマツに遮られ、

見つけることすら出来ない可能性もありましたが、雪のお蔭で辿り着きました。

今回は新たものとしては3つの沼に、とくに一番奥は想像以上の光景で満足です。


かつての火山の噴火活動によって崩れ流れた巨石があちこちに。

さらにその岩の上にアカエゾマツの巨木が立つ姿は圧巻でした。

友人の身長も遥かに超えて、人知れず在ったことにワクワクします。

こちらはプライベートでは何度か訪れている湖。今年は水が少なめ。

標高が上がり、まだ雪深い世界で、この小さな沼は雪に覆われていました。

融けて水面に変わる頃には周囲の雪融けが進んでササだらけでしょうから、

おそらくさらに1週間も経てば...見つけることは僕には出来なかったはずです。

経験だけでなく、こうしたタイミングによる部分が大きいのも恐ろしさですね。

次に目指した湖(沼)は、今回の中では一番に大きいもので水面に氷はなく。

キンクロハジロやオシドリといったカモの仲間たちが浮かんでいました。

この写真では色が伝わりませんが、エメラルドグリーンをしていました。

そして、最後の湖(沼)は深い青色(瑠璃色)です。今日の写真一枚目も同じ沼。

周囲から幾筋かの湧水が流れこんでいるのと、小さな滝からも流れこんでいて、

僕が見てきた幾つもの知床の湖沼の中ではトップクラスに水が澄んでいました。

また、面白いのは湖底に沈んでいる規則正しく割れた沢山の岩の様子です。

あたりにも、こんな形状に割れた岩が積み重なり独特の景観を作っていて、

ハイマツが生い茂り、訪れるものを拒んでいるかのような様子でもあります。

ここも残雪があったからで、偶然のように湖にまで近づけただけでしょう。

実際に少しの不運と判断ミスで遭難してもおかしくないレベルの場所の為、

僕らもそう何度も来ることは出来ないでしょう。次は来年か再来年か。。。

そうした厳しさの先で辿り着けたからこその美しさと感動もありました。

最後の湖(沼)は、"今まで知っていた知床"らしくないほど独特の景観に感じられ、

一時間ほど佇んで眺めていたい程に名残惜しかったですが、せまる霧の気配が、

知床の秘境の本当の怖さは帰り道にあるので、すぐに立ち去ることにしました。

(それが判断の正解、もう10分でも遅れたら濃霧でルートを失うところでした。)

僕も友人も知床に来て13年になりますが、その奥深さと厳しさに日々勉強です。


【🎥 今日の冒険の記録映像として...あまり撮っている余裕もなかったので雰囲気だけ。】




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つよし

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