陰鬱な空に光をさがす


雪がやんだばかりのプユニ岬には誰もいなくて、
寒空の下で一人眺めるウトロの町。
ただ、遠く亀岩のあたりは霞んでいて、さらに向こう側では真っ白け。
ちょっとした距離の違いですが、まだ降っているようです。
…面白いものですね。その境目はどこでしょうか?
そして、そこはどんな光景でしょうか?

想像しながら、ぼんやり考え込んでいたら、
不意に陽が差し込み、スポットライトのように海を煌めかせました。
ずっと暗い空の下だと気持ちも落ち込みがちですが、
だからこそ次の瞬間に現れた光に神秘性をみるのでしょうか。
とても素敵な風景に感じられました。

 


雪が降りしきる中、帰り道に立ち寄った川では、
まだサケの遡上する姿がありました。

野生の世界の無情。生物が繰り返す無常。
そして、一つの命でしかない事の力強さと儚さを想います。

 


 


大きく息を吸い込んでみます...
混じり気なしの純度に、匂いが薄く乾いたこの空気は冬のもの。
その温度には、時に痛みを伴うような厳しさと微かに安らぎを覚えます。
これらも季節のもつ独特さのように思います。

** I to U つよし**

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