雪の使者


ふわふわ。ふわふわ。
白いモノが小さく小さく、
“ふわふわ”と。
いくつも、いくつも、
“ふわふわ”と。
腕をのばし、手をさしだすと
“ふわり”と掌(てのひら)に。

小さな白をよく見れば、それは虫です。
トドノネオオワタムシという
アブラムシの仲間の昆虫でした。
北海道では彼らが飛びはじめてから数週間後に
初雪が降るといわれていて、
「雪虫」という名前で親しまれています。
僕も小さい頃よくその“ふわふわ”を
追いかけて走りまわっていた記憶があります。

お尻の白いものはロウのような物質で、
空を飛ぶ時に“ふわふわ”と漂いやすくなるそうです。
その舞う姿も雪のようですね。
** I to U **BYつよし

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