夕方色、フレペの滝。

夕方とはいっても日没まで1時間半あったのですが、

一日をとおして晴れていた空に、この頃には薄い雲がでてきて、

僕の周囲の森や雪原、空に海も夕焼けのような色に染まっていました。

また、フレペの滝の青い氷瀑も少し赤みが差して綺麗でしたよ。

やはり4月になって最近は気温が高い日が続いているので、

この氷瀑の表面も融けてきたように見えて滑らかになっていますし、

全体的に氷が崩れた箇所もあるようで規模が縮小していました。

天気予報ではこれから最高気温が+10℃を越える日が増えそうで、

例年よりも早くに氷瀑らしい光景はなくなるのかもしれないです。

雪も融けてきており、今日のアメダスではウトロの積雪深が79cm。

まだまだ、まだまだ...まるで地面も見えないくらい雪深いですが、

雪の質が北海道の地元の言葉でいえば”雪がクサっている”状態で、

踏みしめる音がザクザク、ズブズブ、ザラメ状に近い雪になっています。

とうとう空から降るものが雪から...霙や雨になる日もでてきそうです。

経験上、、今月中にもう一度くらいはドカ雪があるのではないかと

僕は予想していますが、その予想すら越えてくる近年の知床の天気です。




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つよし