霧に香る森の色。

今日は午後からはすっかり霧がはれましたが、それまでは濃霧に包まれる森。

知床の原生林の片隅で、、ポツンと僕らだけで佇んでいると、

たしかに風景は真っ白で微かに草木の緑が見えるだけなのですが、

どこからか漂う甘い花の匂いやマツの匂い、涼やかな空気も心地が良いです。

また、こうした環境の中では五感が研ぎ澄まされていくようにも思いますね。

早朝のツアーで訪れたフレペの滝の遊歩道も真っ白でした。

それでも明け方に降った雨もやんで、野鳥たちは元気に鳴いています。

実際に姿を観察できたのはウグイスやアオジくらいでしたが、

様々な鳥のさえずりを聞くことができて意外と楽しめたように思います。

日中はお客様方と深い森の先の草原まで行ってきました。

やはりココでも真っ白な風景でしたがボンヤリと浮かぶ木も美しい。

今月の初めなら雪融け水の沼の姿でしたが、今日は草原(広場)のよう。

例年よりも早くに季節が経過してしまったような場面ではありますが、

今は生え始めたばかりのヒメシダが一面を覆う日も近いのかもしれないです。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし