知床のエゾシカ


羅臼岳を背後に佇むエゾシカの親子。

今年は今のところは例年に比べても
かなり早く進んでいるように感じられる雪融けに、
海岸沿いの雪原は下草がすっかり見えてきています。
こちらでは5月になっても雪が降ることがあるので、
まだまだ春らしい景色になるのは先のことですし、
ドカ雪でもくれば雪景色に戻ってしまうでしょう。

それでも、厳冬と呼べそうな時期は過ぎたので、
昨年に生まれた0歳の子ジカたちにとっては
衰弱や怪我なので死亡することが一番に多い
大変な季節も越えられたのではないかと思います。

エゾシカも全体的には3月中旬としては
やや肉付きの良い個体が多いように見えて、
あばらが浮き出ているものは少しです。

個体数の多さに森の木々への食害などの
知床の生態系としては問題もある彼らではありますが、
どうか無事に春をむかえてほしいという気持ちもあります。

一人の人間としての感情と、自然ガイドとしての感情の葛藤。



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