もぐもぐ、んっ!?


小雨が降る中でも、食べねば冬を越せぬ!とばかりに、
野生動物たちはエゾシカにしても、キタキツネにしても、
きっとヒグマにしても、食べ物を求めて活動しているのでしょう。
だけど、やはりエゾリスやシマリス等の小動物たちは
雨の日はやや観察する機会が少なくなるようにも感じられますね。

道路の脇で...もぐもぐと草を食(は)んでいたのは若いオスジカ。
角の形状から、通常なら...おそらく1歳だと思いますが、
なんだか別の動物のように枝分かれせず長いのが面白いです。
そして、若そうなわりには首のまわりのたてがみ状の長い毛、
まだ繁殖には参加できないような個体でしょうが、立派な佇まいです。

11月の初め、まだ繁殖期のオスジカがだす甲高い声、
ラッティングコールを森の奥から聞くこともあります。
写真の彼は今は食べて食べて...季節を幾つも越えて、
いつの日か知床の森に響き渡る声で鳴くのでしょう。

まずはこれから始まる新たな冬。

もぐもぐ、もぐもぐ、
んっ!?何か用?忙しいんだけど。





アカウントをお持ちでしたら、「いいね!」頂けると幸いです♪⇒『知床ころぽっくるFBページ
弊社ホームページです(^^♪時間がある時にでもご覧下さいませ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる
弊社ホームページ。スマートフォンから閲覧される方はコチラ♪⇒『自然ガイド 知床ころぽっくる


🎥 YouTubeでも自然情報を紹介中 ♪

『 知床の野生動物/4K動画総集編 【shiretoko wildlife】』