今日も知床の森の散策、訪れる季節によって姿を変えるポンホロ沼へと、
ただ、すでに景色としては...沼ではなくシダの茂る草原になっていました。
例年であれば、だいたい5月~6月は雪融け水の溜まる沼としてあって、
その後は水が涸れて7月~10月頃まで小さなシダが同じ場所を覆うのです。
(※5年ほど前から涸れる時期が年によって大きくズレるので”例年”と表現しづらいですが)
今年に関しては僕も初めての経験として、積雪(降雪自体)が少なかった為か...
全く沼になることがなく(水が溜まらないまま)、そのまま草原になりました。
もしかしたら、シダすら生えないこともあるのかと心配もしていましたが、
このヒメシダは多年草なので、こうした年が続かなければ大丈夫そうです。
それでも、近年は一年を通して気候の変化のようなものは確かに感じますね。
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