知床半島にはヒグマが多く生息していますが、
やはり国立公園内の範囲にまで立ち入らない限りは
たとえ住民であっても、まず見かけることはないでしょう。
それでも、知床国立公園内になると森の散策中や、
目的地への車での移動中にも道路脇で(ヒグマに限らずですが)
目撃・遭遇といった状況は実際に可能性がでてきます。
ただ、そうした車でのヒグマとの遭遇時にも、
車内だからといって安心して車で近距離に接近したり、
ましてや車から降りて写真撮影をするなどの行為はしないで下さい。
この時期は親離れしたばかりで人に対する警戒心が薄い
若い個体が場所によって頻繁に出没することがあります。
ぼ~~っとしていたり、夢中で何かを食べていたり、
一見すると怖さを感じないものもいるかもしれませんが、
野生動物と人間の感覚は同じものではないはずですので、
その様子や、急に行動を変えたりすることも考えられます。
互いに生物としての距離感を常に意識することが大切です。
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