あしあと2022.12.05 07:30積雪とアイスバーンに注意しながら国立公園内の道路を運転していくと、道路脇に点々と大きな足跡が続いていました。ヒト?いやヒグマのもの。季節はまさに冬、12月になって冬眠を始めたヒグマも多いのでしょうが、まだ活動中の個体もいて、森での遭遇だけでなく、交通事故にもご注意を。ツルツル路面...
秋の森・冬眠前の動物たち2022.10.17 09:40一日、一日と季節は巡っていくことを感じます。それは知床の野生動物たちも勿論でしょうし、冬眠を控えた生き物なら尚の事でしょう。黄葉と紅葉に色づく森で、エゾシマリスは駆け回り近づく冬の気配に準備で忙しそうに見えます、一方で...この動画のヒグマはドングリをいっぱい食べてまさに夢見心地...
どうしても眠そうなヒグマ2022.09.27 09:03知床の原生林を散策していると、ふと黒い塊、遠くでムクっと起きたのはヒグマでした。そのまま人間に気がついて移動をするのかと思いきや、欠伸をしてまた居眠りを始めました…(周囲が倒木だらけだから)そこを通りたいんだけどなぁ。今日はポカポカして暖かいから彼らも眠いのでしょうか。ちょっと暑...
波立つ海岸線を行く2022.09.15 09:31まだ遡上するカラフトマスやシロザケの数が少ないのか、さまようように海岸線を歩いていく2頭のヒグマ、秋の知床の奥地で、その日常の光景に僕も融け込みながら、どうか健やかであれと願う。*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***ころぽっくるHPはコチラからご覧に。⇒ https://w...
ガサガサ!バキバキ!2022.07.15 09:52知床の森でのトレッキング。笹薮が『ガサガサ!』はエゾシカの可能性もありますが、枝が折れる『バキバキ!』は、ヌッと茂みから現れるのは...僕(人間)かヒグマです。ただ、僕のような物好きでなけば茂みの中からは出てこないので、基本的にヒグマと考え対応を心がけましょう。※バキバキ!が聞こ...
知床五湖・開園!2022.04.20 09:21本日(4月20日)から知床五湖が開園しました。冬季のスノーシューツアーで訪れてはいましたが一カ月以上ぶりですので僕も楽しみにしていました。この数年の中では今年は残雪が多いので、まだミズバショウの群生地も雪の下といった様子でしたが、GW頃には花も見られるのではないかと思います。ただ...
残雪の森を行くヒグマ2022.04.17 03:18肌寒い日と、ぽかぽか陽気を繰り返しながら本格的な春へと向かっていく知床の4月中旬~下旬。雪解けが進んで海岸部では小さな花も咲き始めていますが、山側はまだ雪がたくさん残っています。その森を冬眠から明けたヒグマが一歩一歩ゆっくりと歩んでいきました。雪の下の昨年のドングリやエゾシカの死...
春を告げる足跡、てくてく2022.03.31 08:27まだまだ雪深い知床の森、海沿いの斜面や草原では下草が見えてきた程度、すっかり青い海を見おろしながら、エゾシカの集まる様子を横目に歩む僕、すると雪の上に久々に見かけた形状の大きな足跡が、ヒグマのものです。冬眠から明けて...思ったよりも雪が多いな、、とか思うのでしょうか、雪の深い森...
鬩ぎ合う季節の歩幅2021.12.12 08:11今年(2021年)は...なかなか冬になりきれない日々が続きます。何よりも11月末から12月にしては気温が高い日が定期的にやってくる為、平地に雪が積もっても妙に暖かい日があって大部分が融けてしまいます。今日(12月12日)にしても最高気温が”プラス”の8℃というのは少し驚きます。...
道は違えども2021.12.06 08:56道は違えども、同じく冬をむかえ、冬を越えていこうとしています。まだ冬眠をしていないヒグマもおり、今日も足跡や目撃もありました。夕焼けの柔らかな日差しを浴びて、伸びていく影と共にしばし佇めば、この足跡の主の行く先や残した温もりを思い浮かべて、笑みがこぼれます。*** 自然ガイド 知...
晩秋、雨あがりの森と...2021.11.11 06:27雨が上がったばかりの知床の原生林、トドマツの葉についた水滴がキラキラと瞬き、日が当たった倒木から白い水蒸気が立ち昇っていきます。森の音に耳を澄ませながら佇む時間が心地よかったです。そして、海へぬけるとヒグマの親子とすれ違い、どこかで雨をやり過ごしていたのでしょう。