透明な空気2015.12.29 07:45新雪を枝にまとうカラマツ林。原生林で深緑の葉を保ちながら並び立つトドマツやアカエゾマツ、イチイとは違い、落葉したその様子は寒そうにも見えますが、どこか気持ちが温かくなるのは何故でしょう。ココにもあったはずの、開拓時代の人々の暮らし、その冬の日常を想うからなのかもしれません。
涙も凍る...ような寒さ。2015.12.28 07:43今日も気温の低い一日です。そして、風の冷たさ!午前、午後と断崖部の森をご案内するツアーがありましたが、風のあたらない森の中の温かさ、時おり差し込む太陽の熱、なんて...ありがたいことだろう。。。と本当に思いました。いつもは草原に集まっているエゾシカたちも、さすがに今日は食事するに...
ぐんぐん凍るっ!2015.12.27 05:52たしか先週初めあたりまでは、今年の12月は時期としては気温が高いなぁ...と住民も思っていたのですが、やはり冬らしい冬は来ます。昨日、今日と、、当然のごとくの真冬日で、ずっと氷点下、-5℃~-7℃くらいの気温で一日が経過していきます。
見送る、朝の月。2015.12.26 10:48今日は陽が昇る前から片道2時間半の遠出。放射冷却の影響か、ウトロから離れていくと...ぐんぐんと気温が下がっていって、窓は凍り、車の温度計では-17℃になる場所もありました。
ホワイト✨クリスマス?2015.12.25 06:192015年12月25日の知床(ウトロ)は雪が降っていました。『ホワイトクリスマス』という言葉を調べてみると、12月24日(クリスマスイブ)または12月25日(クリスマス)に"積雪"があることを指すそうで、本来の意味としては"ただ降雪している"のみで...
青空!2015.12.24 08:14今日も天候に恵まれて、眩しいくらいの青い空!例年のクリスマス頃なら、もっと雪があるように思いますが、スノーシューでなくても長靴で歩けるくらいの積雪の中を・・・時には雪に埋まりながら散策してきました。この空の下だと、より羅臼岳の雄姿も際立ちますね。明日以降は雲が多かったり雪が降る日...
ウトロの町角、昇る月。2015.12.23 09:08この時期になると訪れる人も疎らな町角。幾つもの漁船が陸にあげられていて、その迫力ある光景を見るだけでも楽しめますが、、夏のような観光船に乗ろうと押し寄せる観光客の賑わい、秋のような漁船からサケ・マスを運んでいく頃の活気も、少し前のことのように...今は時が止まったかのような静けさ...
まんまるく2015.12.22 07:11今日も雲は多いものの穏やかな空模様。車で国立公園内に入っていくと、道路脇の動物たち。雄、雌、子供それぞれ...エゾシカの姿が多く観察できました。まだ雪が少ない場所にあるササや下草を懸命に食べています。さらに進んでいくとキタキツネもいました。まるで寒い日の犬や猫のように身体を丸めて...
上って。掘って。2015.12.21 06:35すっかりと...静けさに包まれることが当然のようになってきた最近の散策ですが、にわかに周囲が賑やかになることもあります。鳴き声、羽音、幹をつつく音、のぼる音、様々な小さな野鳥たちが集まる混群が僕の方に近づいてきた事がわかります。...あっという間に周囲には鳥たちの姿。ハシブトガラ...
暮れなずみオジロワシ2015.12.20 07:03夕方に川のあたりを通りかかると枝にとまる大きな野鳥の姿を見つけました。海に背をむけて...川を見下ろすようにいたのは一羽のオジロワシで、夕焼け色に自身も染まっていました。まだ遡上をしているサケを捕らえようとしていたのでしょうか。ただ、すでに日没で、もう少しすれば周囲も暗くなるはず...
吹雪...の合間。2015.12.19 06:00昨晩から風が強まってきて...今日は朝から吹雪の知床(ウトロ)ですが、何だか変な天気で、ずっと吹雪くでもなく、、吹き荒ぶ雪と風で視界が真っ白くなることもありながら、不意に青空が見えて陽光が差し込むこともありました。ちょっと雪がやんでいた時間に、空模様をみながら行けるところまで.....
あかく、染めて。2015.12.18 07:09雲が多かったですが、今日の夕陽も綺麗でした。凍結したツルツル路面に注意しながら岩尾別川に行ってみると羅臼岳は雲の中で見えなかったですが、夕陽に染まる水面。カワガラスも滑らかな質感の濡れた身体を赤く染めていました。