カニ🦀?2023.01.27 07:12真冬の森で見つけたセミの抜け殻。口から泡のような雪。何故こんな事に。*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***ころぽっくるHPはコチラからご覧に。⇒ https://www.shirekoro.com/原生林・フレペの滝・知床五湖のトレッキング、1組だけ貸切ツアー、冬はスノーシ...
時代の片隅2022.10.29 09:49否応なく移り変わる季節の片隅に、取り残されたのは誰でしょう?先日の散策路、色めく草木とセミの抜け殻、仄かに思い出す夏の日差し、仕事柄で忙しかった時期も過ぎて今は穏やかな日々、ちょっと寂しくも、色々なことを振り返り、衰えていくものも自覚しながら、また明日へと。*** 自然ガイド 知...
雪まとう山、雪虫舞う森。2022.10.07 09:45今日は青空も広がり、昨日より白くなった山々が眩しく輝いていました。数日ぶりの穏やかな天気に森の動物や野鳥たちも賑やかに感じられ、クマゲラやオオアカゲラといったキツツキの元気に木を突く音が響き、不意にやって来た人間にエゾシカが笹薮を駆けていく後ろ姿、また、遠くで、おそらく木に登って...
そして季節は巡る2022.09.01 09:028月の真夏の森で知床を賑やかにしていたコエゾゼミの大合唱も終わろうとしています。季節は巡り日に日に彼らの声を聞く機会も減っていくのでしょう。そう考えながら聴き入ると...さらに深く耳の奥へ響いていきます。*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***ころぽっくるHPはコチラからご覧...
〇〇を貪り食う獣?その22022.08.18 07:24先月(7月)は羽化をしようと地中からでてきたコエゾゼミの幼虫を食べる姿を観察したエゾシマリスですが、この日は小さな手で成虫を大事そうに持って食べていました。まだ8月いっぱいはコエゾゼミが元気に鳴いているのでしょうが、すでにその命を終えて地面に落ちているものも目立ちます。そうした亡...
沼は涸れて「緑」の景色2022.07.30 08:47今月初旬まで水が溜まっていた森の奥の沼だった場所、すっかり草原に。以前はヒメシダが一面を覆っていましたが、今は別の植物も増えてきました。最高気温が30.7℃まで上がった知床ウトロですが、羅臼岳を眺めながら周囲の木々と、こうして日陰で過ごしていると意外と涼しく快適ですね。◯ 今日の...
「これまで」「これから」2022.07.29 09:06それでも、過ごしてきた年月。きっと、飛び立てる。生きていく。*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***ころぽっくるHPはコチラからご覧に。⇒ https://www.shirekoro.com/原生林・フレペの滝・知床五湖のトレッキング、1組だけ貸切ツアー、冬はスノーシューでの...
〇〇を貪り食う獣?2022.07.22 10:037月の知床の森、あちこちでコエゾゼミが羽化をしています。こうした羽化中のセミやその幼虫は森の生き物たちにとって夏の貴重な食糧になっており、多くの野鳥やヒグマ等も利用しています。また、秋にドングリを食べている印象の強いエゾシマリスも意外と昆虫を食べる雑食性の面もあり(主としては植物...
雨があがったね。2022.07.21 07:41如何に過ごしていたのかコエゾゼミ。小さな雫をいくつも纏いながら。数日前の暖かさ(暑さ)から一変して気温も低い今日の知床でした。*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***ころぽっくるHPはコチラからご覧に。⇒ https://www.shirekoro.com/原生林・フレペの滝...
ちょうちょ、ちょうちょ。2022.04.25 07:46雪解けの森を行くと、ぽかぽかとした陽に、ひらひらと蝶が舞っていました。日によってはまだ手袋がほしい寒さなので、意外に思う方もいるでしょうが、チョウの種類によっては、このように成虫(蝶)の状態で冬を越えるものがいて、翅の黄白色の縁と水色模様が綺麗なキベリタテハもその一つです。北アメ...
微かに、雪が薫る。2021.09.26 07:00風もゆるやかな昼下がり、雪虫(トドノネオオワタムシ)が飛んでいました。北国では雪虫が舞い始めると初雪も近いと表現されることもありますが、実際にこの昆虫が飛ぶような標高では、まだまだ初雪は先の事でしょう。その一方で知床の山々の初冠雪はいつかと気になる時期には入っていますね、寒い朝に...
穏やかに過ごす時間2021.08.15 09:10緑に深く茂る木々の葉の隙間から差し込むスポットライトのような木漏れ日、また緑の絨毯のように一面に茂るミミコウモリが風に揺れていました。そこに、ふわりふわりと舞い飛んできたミヤマカラスアゲハがとまります。*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***ころぽっくるHPはコチラからご覧に...