本日のツアーで森を散策していると、ちょっと面白い光景。
トドマツの幹にアマガエルと、コエゾゼミの抜け殻がありました。
抜け殻が動かないのは当然のことですが、カエルもじっとしています。
この陽気に心地が良いのは僕らと同じでしょうか。木陰の涼しさも。
そして、昨日から天候が回復してきた知床。
これまでの霧雨降る肌寒さにタイミングを伺っていたのか、
今日は羽化をしている最中のコエゾゼミも多く見かけました。
今月初めまで盛んに鳴いていたエゾハルゼミと違い
あまり羽化をする時間帯を決めていない印象のセミで、
何らかの要因が合えば地中から出てきて幹に登っていくのでしょう。
彼らが大合唱を始めると賑やかすぎて、、
森のご案内中には声がお客様に届きづらく困ることもあります。
ただ、それでも残り短い命を懸命に生き抜こうとする...
乾く前の”薄緑色”に、頑張れ、頑張れ、と思ってしまいますね。
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