台風は過ぎ去って、その痕。

たくさんの雨を降らせて、昨晩は強烈な風を吹かせて、

北海道を縦断して過ぎ去っていった今回の台風。

一夜明けた知床にも様々な傷跡を残していったようです。

写真一枚目(上)は、知床五湖の駐車場にある一番大きな案内板。

んっ!?・・・なんと真っ白!

雨と強い風によって飛ばされてしまったようです。

これが通常の様子です。

この裏側の外国語表記の案内図も同様に飛ばされて真っ白でした。


知床五湖への道路は今朝のうちに開通して、

高架木道と小ループ(一・二湖コース)は午前中のうちに開放、

大ループ(一周のコース)は午後になってようやく開放されて

幸いなことに予定していた通りの時間で僕らも散策できました。

地上遊歩道の中は泥濘や水溜りが多くて、道の脇には今回の倒木も多数、

足元には風で折れた枝や葉、様々な木の若い実も散らばっていました。

増水しきった湖に、濁流となって流れる小川、四湖の対岸でも…

ねじ切れるように折れた大きな木があって、凄まじさを感じさせました。

四湖を過ぎたところの橋の下も、雪解けの季節を想わせるくらい、

8月としては異例なほどに水が溜まっていました。

これは早朝のフレペの滝の散策時にあった折れた枝。

まだ青い葉がたくさんついている様子に、可哀想な気になります。

それでも今回(ここ数日)の降り続く雨で水かさが増したことによって、

知床五湖の(第)五湖は、本来なら湖面に浮かぶ水草によって

夏から秋はスッキリとした水鏡にはならない時期なのに、

こうして…美しく周囲の風景が映り込んでいました。綺麗です✨