氷の華がきらめく森

おそらく雨氷なのでしょうが、今日の午後に歩いた森は不思議な空間、

濃い霧がたちこめたり、湿った雪が降りしきったり、時には雨も降り、

その雨が過冷却状態(0℃以下でも凍結していない状態)で物に当たって

それをきっかけに凍るという、そんな現象も午前中には起きたのでしょう。

写真一枚目の「氷の華」はカラマツの松ぼっくりが氷に包まれたもの。

角度によっては透明なバラやハマナスの花のようで、本当に綺麗でした。

散策をしていると、周囲の木々の枝にも氷が着いていました。

トドマツの葉もそれぞれの先が凍結。触れてみると面白い感触でした。

白く花咲くような霧氷も綺麗ですが、こうした透明の氷もまた素敵です。

知床では巡りあうことが多くはない現象に感じるので、貴重な時間でした。

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