今日は久々に知床五湖の遊歩道を散策してきました。
午前中に歩いた知床自然センター付近から断崖にかけての森では、
融けてしまったのか、そこまでの雪は残っていなかったのですが...
知床五湖では昨日の気温や雨で少し融けたものが今日の寒さに凍結!
雪ではなく氷、遊歩道が恐ろしいくらいのツルツル状態になっており、、
お客様をご案内する人間としては、いつもの2倍は精神的に疲れました。
ただ、それすら忘れそうなくらいに素晴らしかったのは結氷した湖✨
(写真一枚目は湖のそばに打ち上がっていた氷。すでに約3㎝の厚みに。)
知床五湖の第五湖。水中の水草が氷の下に透けて見えていますが、
それでも全面が結氷していて、スケートリンクのような状態に。
知床五湖の第四湖。吹きつける風によってか亀裂が芸術的な様子に。
幾何学模様を連想させる湖面の、氷の白と水の青の色彩が美しいです。
そして、それが風によって刻々と流れて変化する様子も素晴らしい。
知床五湖の第三湖。こちらも亀裂がはいっていましたが、少しだけ。
よく見ると、結氷した湖面には幾筋もの直線が薄っすら見えたので、
時間が経てば四湖のような光景になっているのかもしれないです。
知床五湖の第二湖。差し込んできた陽光に凍った湖が輝いていました。
また知床五湖の森の影が映りこんでいて、それも素敵な風景ですね。
知床五湖の第一湖。この凍った上をキタキツネが歩いていったのか...
写真の右手前には小さな足跡が沢山ついていることがわかるでしょうか。
冬期(2017年は1月22日~3月22日)には自然観察ツアーに参加すると、
スノーシューやスキー等で知床五湖を散策することも出来て、
その頃も湖は凍っているのですが、今日のような”氷”の湖というより
雪が真っ白く覆いつくしているので”雪原”といった印象になります。
それを考えれば、こうした風景はとても貴重であったはずです。
11月上旬に結氷しているなんて、まずないことですから。。。
美しいですし、本当に驚かされる最近の散策ですね!
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