風のように去っていく

森への入口を目指して道路脇を歩いていると、

茂みに中からキタキツネが...たたたたたっ!と小走りで出てきました。

もしかして”おねだり(ギツネ)さん”?僕から直接で餌をもらうつもり?

そんな事を瞬間的に思い、(絶対にあげませんよ~と)身構えた僕ですが、

キツネはすぐ横を颯爽と...速度もおとさず、チラリとも視線も合わせずに、

また別の茂みの中へと風のように通り過ぎていきました。十秒ほどの出来事。


その素振りカッコイイね。そして、なんかゴメンね。


人にしても、動物にしても、相手を疑う、そんな自分が恥ずかしかったです。