雲がきれて、陽がさして。

しだいに晴れ。今日もお客様と知床五湖へ散策に行きました。

出発した頃は雲が多くて知床連山も中腹あたりまで見えるだけ、

手袋がないと指先が悴む寒さを感じていましたが、

湖を巡っていき高架木道に着いてみれば...温かい陽光と山々の雄姿。

高架木道と小ループ(一・二湖コース)には多くの方がいたようですが、

僕たちが歩いた大ループ(1周コース)では午前中は...貸切そのもの。

人間には一人も会わず、真っ新な新雪の上に残された足跡は

エゾシカとキタキツネだけで(人は)僕たちが一番乗りであったと思います。

数日前に比べると、湖面の氷も融けてきて薄くなっていました。

また、バラバラに割れて浮かんでいる様子は...ひと足早い流氷のよう。

水鳥たちも渡っていってしまい、ひっそりと静まりかえった光景に、

先月までの賑やかさを思いだすと、まるで別世界のようですね。

・・・そういえば、遅くに孵った雛がいた三湖のカイツブリの親子、

彼らはどうしたでしょう?どうにか移動していれば良いのですが。

今日のオマケの写真。

知床五湖の地上遊歩道、木道の上に”ハート”を見つけました!

降ったばかりの新雪に自然と出来たことを思うと、不思議ですね。

この時はまだ肌寒かったのですが、気持ちを温かくしてくれました。