今日の知床(ウトロ)は朝から雪が降りしきっています。
最近の雪は湿ったものや、氷にちかいものが多かったですが、
深々と...ほとんど音もなく舞い降るこれは真冬の軽さでした。
もう数日で今シーズンは閉園となる知床五湖を散策してきましたが、
森の中も真っ白で、僕以外に誰もいない地上遊歩道は静寂そのもの。
そんな空間を満喫していると...トドマツの幼樹が雪をまとっています。
その姿は、まるで1か月早いクリスマスツリーのような雰囲気です。
実際にマツ科モミ属の樹木なので、一般的なクリスマスツリーである
モミノキ(モミ)の仲間で姿かたちは、きっと近いものがあるはずです。
僕自身も子供のころにツリーごっこで飾りをつけたりしました。
もちろん幼樹には飾りなどつけていませんが、、自分の背丈くらいの木に。
もっと大きなトドマツは枝や葉を少し重そうにしながら今日はありました。
そして、ちょっと空想。
もし現代の森にコロポックルや小人が住んでいれば
僕らのようにクリスマスを祝ったりするのでしょうか?なんて。
雪の降る知床五湖の第三湖。中島が白い空間に浮かぶようで美しかったです。
冬季ツアーで歩く2月~3月頃(厳密には1月22日~3月22日)の
厳冬期にはガッチリ湖面が凍って雪原となっていることでしょう。
【今日の散策の動画もあります。(上)】
※サムネイルは三湖ですが、この動画は二湖のものです。
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