知床ゴミ拾いプロジェクト
『知床ゴミ拾いプロジェクト(2021年2回目)』に参加をしてきました。以前から気になっていた活動でしたがタイミングが合わず、僕は今回が初の参加になりました。ゴミ拾いの場所は(知床地域内で)毎回違いますが、今回はウトロの町から「オシンコシンの滝」方面で、僕らチームはオシンコシンの滝周辺を担当しました◎知床ゴミ拾いプロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。→ https://www.facebook.com/groups/cleanshiretoko
観光客等の訪れる人数も多いオシンコシンの滝(駐車場から展望地付近)ですが、定期的に清掃をしているようで思った以上にゴミは少なく、また、近くの道路もそこまで多い印象ではないですが、海岸線は漂着物にゴミも含まれるので...今回は手を付けられないくらいのゴミの状況になっている個所もありました。そして、所々の車が停められそうなスペースのある場所には空き缶等のゴミが集まっていて、こうした場所で休憩をした方の中にはゴミを捨てていく方もいるのかと思いましたし、隠すように捨てている印象もありました。
「三段の滝」の駐車スペースもゴミの量がかなり多かったと聞きましたので、観光客か、地元の人か、釣り人か、それは誰かと断定するでなく、こうした場所を利用する上でのマナーといったものが必要になるでしょうし、とくに知床の場合は(国立公園外であっても)道路付近にキタキツネだけでなくヒグマさえも出没することもあるので、そうした生物への餌付けに繋がらないように多くの方に周知していくことも必要でしょう。それは、実態や状況を「知らない」「わからない」を減らすことがまず一歩のように思います、そこからゴミのポイ捨てもある程度は減ると思います。元から「興味がない」「(自分には関係ないので)どうでもいい」は難しいですが、そうした方への別のアプローチも必要でしょうか。
自身のだしたゴミは持ち帰ることが自然体験での常識ではありますが、観光地という面では多くの方はホテルやコンビニでゴミ箱に捨てていくのでしょう、一方で移動中や旅行中に気軽に捨てられるゴミ箱が少ないことも、モラル的なこととは別で少なからずポイ捨てに繋がってもいるかもしれないです。知床の場合はヒグマとの兼ね合いがあって野外にゴミ箱(特殊なゴミ箱は除く)なんて設置できないという部分もあり、安易にゴミ箱を設置しましょうとは言えないのですが...。ここに持っていけば旅行中程度のゴミならば受け入れてくれるというシステムが確立されて、それが周知されると良いのかと、個人的には思うのですが。
こうした活動の情報が多くの方に広まって、さらにその先に実際に参加したいと思える方が多くなれば、「知らない」「わからない」は減っていくので、とても素敵な活動に今日は思いました。
知床の風を季節の空気を感じながらのゴミ拾いも、それはそれで単純に気持ちがいいですし。
*** 自然ガイド 知床ころぽっくる ***
原生林・フレペの滝・知床五湖のトレッキング、1組だけ貸切ツアー、冬はスノーシューでの自然体験ツアーを催行しております!その他のネイチャーツアーもHPよりご相談下さい。【つよぽっくる】
『 知床の野生動物/4K動画総集編 【shiretoko wildlife】』
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