残雪の羅臼湖と

知床ウトロ側では桜が満開で風に舞い散る景色が美しくもありますが、

知床峠まで車で上っていくと、まだまだ雪深く陽光に眩しく輝いています。

今日は残雪を利用して羅臼湖とその周辺の名もなき沼を巡りました。

登山道はほぼ雪に埋まっていますし、二の沼、三の沼、四の沼といった

(五の沼以外の)名前のついた沼も水面は見えていなかったと思います。

登山道が出てくるまでハイマツやササで、とても道に迷いやすい時期、

スノーシューやスキー以外にも地形図、コンパス、GPS等のご準備を。

幸い今日の午前中は天候にも恵まれて、予定の半分の時間で展望地へ、

羅臼湖は水面も見えてきて、なかなかに今だけの良さを感じられました。

登山道もなく周囲はハイマツだらけのため残雪期にだけアプローチできる

(通称)3.8の沼は雪に水が滲んできた様子、もう1週間後以降が良いかも。

ただ、雪解けの進行具合で行きづらくなるので...タイミングが難しい場所。

かなり早く目的を達成してしまったので、天候が崩れる前に少し探索。

天頂山のあたりに火口湖や雪解けの小さな沼ができるので、その辺りへ、

ハイマツが酷かったらすぐ戻ろうと思っていましたが、どうにか発見!

エメラルドグリーンやコバルトブルーの沼も残雪期らしさを感じますね。

季節によっての自然それぞれの美しさがありますが、とくに高山帯は

天候やその年の雪解けに影響されて、とくに”今日”の尊さがあります。

ここは(写真3枚目)次に来るとしても来年でしょうか。綺麗だな。




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