温かい陽気に森の木々から...ぽたぽた..と滴る雪融けの音。
トドマツの葉や枝には幾つもの氷柱が垂れていて、
それらが陽光にキラキラと輝く様子は瞬間の美しさを感じました。
また、午前中の知床五湖では凍結して雪原となった湖の風景に、
森のむこう側の海から流れこんでくる深い霧に僕らも包まれました。
どこか冬ではなく春や初夏に見るような幻想的な現象に思いますが、
まだ流氷のあるような冷たい海面に温かい空気が流れこんできて、
それが急激に冷やされて断崖部を吹きあがってきたのでしょう。
やはり海に近い位置になる三湖や一湖が霧が濃かったですが、
この二湖でも散策での到着時にはなかったのが瞬く間に包まれて...
気まぐれに差し込む陽にパァ~~ッと明るく輝くのが素晴らしかったです。
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