ぎんぎらぎん

今日の散策中にも季節を感じられるものを見つけました。

光沢のある青い色をした綺麗な昆虫ではある...ツチハンミョウですが、

軽い気持ちで不用意に触ると痛い目に合うかもしれないのでご注意を!

天敵対策でしょうが、この昆虫は体液にカンタリジンという物質を含み、

皮膚に付着すると火傷のような水ぶくれ状の炎症を起こすことがあります。

そうした怖い部分もありますが、これから11月上旬頃にかけて見られる

こうした今季初の観察は、ちょっとだけ嬉しい気持ちにもなる存在でした。

またイタヤカエデの種子を頬袋いっぱいに入れていくエゾシマリスが。

うまいこと不必要な殻をむいて中味を取りだしているように見えます。

台風が来る前は、どちらかと言えばトドマツの球果(まつぼっくり)を

齧っている姿が多かったようにも思うのですが、この数日の場合は、

こうして地面にある種子の方が手に入りやすいと判断しているのか、

タイミングによっては同じリスの周辺に別のリスが2匹いることも。

やはり喧嘩になる様子もありながら、人間もあまり気にせず没頭でした。

日中は天候に恵まれて、たしかに雲は多かったのですが陽光が温かく、

青の深い空の色に気持ちまで高らかに、清々しいくらいの陽気です。

ただ、ツアーが終わる頃、夕方になって急に雷鳴と土砂降りになりました。

こうした変わりやすい空模様も...秋らしいというのでしょうか。。。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし