茶色く赤く、、空青く。

今年の黄葉・紅葉は例年よりもやや早くに進んでいるようにも思います。

海岸部の森でもシラカンバが黄色くなり始め、ミズナラもオレンジ色に、

まだ”ほんのり”とした変化にも感じますが、ちょっと嬉しい僕らです。

ただ、一方で森の奥のシダの草原は今年は黄色く染まることはなく、

今日の段階でもすでに茶色く枯れてしまっていたように見えました。

風にパラパラと飛ばされ落ちていく木々の葉も綺麗ですが寂しいですね。

ツタウルシの紅葉は、ちょうど今が色彩として、赤・オレンジ・緑がそろって

木に巻きつく無数の葉のグラデーションが素晴らしいタイミングに思います。

これらが赤く赤く燃えるように染まっていく、そんな日々もこれからですし...♪

午前中の断崖部の森では草原の先にそびえる知床連山も良かったです。

ふと眺めていれば知床硫黄山の山頂付近を横切るように飛んでいく大きな翼、

悠々と風にのって舞うオジロワシの姿が、大空と秋の山々にもありました。

また、その同じ空間にはハヤブサも疾風のごとく舞いカラスを追っていました。

最近は不安定な空模様ですが、こうした瞬間を見られた時の感動もありますね!




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし