オオワシの渡る日(少し)

今日もかなり不安定な天気で、霙(みぞれ)や雹(ひょう)が降ったりやんだり。

気温も低く平地でも5℃くらいなので、知床横断道路は路面凍結の恐れがあり

昨日の夕方から通行止めになっています。知床峠では積雪もあるでしょう。

それでも、思いがけず天候が回復し、青空や太陽の見える時間もあったので、

断崖部から眺める空がスッキリとした合間に...見上げれば大きな翼が幾つも!


はじめはオジロワシかと思いながら双眼鏡で確認してみると、それはオオワシ、

1週間ほど前から知床(ウトロ周辺)でも目撃があったのですが、僕は今季初です。

例年でも10月下旬頃から渡ってくる姿がでてきて、11月上旬に大きな渡りの日、

1月~3月の冬季には知床の海岸線のいたるところで観察ができますが、冬鳥で、

一部が知床半島でも営巣・繁殖しているオジロワシと比べて、冬を告げる印象。

今日は1時間くらい探してみて、ぱらぱらと全体で20羽ほど確認ができました。

大きな渡りの日にも、こうして観察ができると嬉しいのですが、、いつかな?

車で知床自然センターへ向かっていると、プユニ岬で雹が激しく降って。。。

路面は意外と温かいようで、一面に真っ白く積もることはなく、すぐ融けます。

まだ黄葉・紅葉の季節ながら、晩秋から初冬を想わせる日も最近は多いです。

ずぶ濡れになることも覚悟していた...フレペの滝への遊歩道。晴れました。

きらきら輝きだした草原の様子、その先にもオオワシが翼をひろげて。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし