不穏な空。不穏な音...。

つい先ほどまでは晴れ間さえ見えていて冠雪した羅臼岳も見えていたのに...。

今日の森の散策、天気予報のわりには穏やかな空模様だったのですが、

午後から散策路に立ち入った瞬間に森の奥、遠くからドーーーーン!と

低く重い地鳴りのような音が一瞬しました。おそらく雷だったのでしょう。

きっと激しい雨がくる...そんな嫌な予感もしながら足早に目的地まで行くと、

突風のようなものが急に吹いてきて周囲の木々の葉を吹き飛ばしました。

バラバラ、ハラハラと葉の音がする中で、見上げる空の流れる雲が早いこと、、

そこまで状況が変化すると後は本当に早いもので強く雨が降ってきました。

雨が降りだす前の草原。すっかりシダは枯れて茶色くなっています。

昨年は大雨や台風で一度は涸れた沼が、また秋にも溜まっていましたが。

話しは戻って、、大急ぎで森の入口に帰る頃には降るのは雨粒ではなく、

霙(みぞれ)になって、さらには雹(ひょう)へと変わって、森を打ち鳴らす激しさ。

氷も大きく、レインウェアのフードや帽子がなければ頭や顔が痛いほどです。

せっかく綺麗に黄葉したイタヤカエデ等も足元に散っていく様子がありました。

最近は天候の変化が大きいので、散策にも余裕をもった計画が必要でしょう。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし