白銀の先のフレペの滝。

今日はテレマークスキーの練習がてらフレペの滝の様子を見に行きました。

積雪としては30~40cmはあって、遊歩道がすっかり雪に埋まっているので

踏み固められてる部分を見極められれば...単純に長靴だけでも行けるかな?

…とも思えますが、それは散策の修練の極みのようなスキルが必要なので、

お持ちならばスノーシューやスキー等があると良いのかと思います。

(自然観察ツアーとしても、これからはスノーシューで散策する予定です。)


雪のちらつく森と雪原を越えていくと、波の音に海が見えてきました。

先月まで断崖の隙間から繊細に染みだしていたフレペの滝(乙女の涙)、

それが冬季をむかえると氷瀑として迫力のある景観を醸しだします。

すでに12月上旬の今日の段階でも今シーズンは氷が青くなっていました。

これから氷瀑として成長し、翌年の流氷も来るとまた素晴らしいでしょう!

僕の他には誰もいない雪原。さわさわ、ざわざわ、かさかさ、

白銀に輝く世界にカシワの葉だけが風に詠っているようでした。

”なんにもない”。それは、きっと悪い言葉でなく美しさの半面です。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、

冬はスノーシューでの自然体験ツアーをしています!

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つよし