朝焼けから氷きらめく。

今日は陽がのぼる前の真っ暗な頃から出かけました。そうは言っても...

「フレペの滝・早朝のハイキング」で10月中旬までは散策していた時間で、

今となっては...えらく早朝に感じるのですが、妙に四季というものを想います。

左側に薄っすら見えていた海別岳や斜里岳のシルエットが朝陽に浮かびあがり、

ウトロから斜里に向かうにしたがって車の温度計の数字が下がっていき-20℃、

朝焼けの柔らかい色彩に草木についた白い氷(霧氷)がキラキラと光りだしました。

そして、妻に運転を交代してもらって助手席から眺める外の世界、

だんだんと変わっていく空の色、景色の色、光、影、空気、温度、匂い、

ここまで美しい朝の景色を眺めたのはいつぶりでしょうか。最近は起床も遅く。

カラマツの枝に白い葉がついたのか(黄葉でなく白葉?)と思うくらい、

分厚く成長した樹氷(おそらくは霧氷)が青空とのコントラストに見事でした。

このまま気温が上がったり風が吹いたりすれば散って消える儚い芸術ですね。

早起きすることで知ることができる、こうした自然の芸術を堪能する朝でした!




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、

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つよし