風吹く茂みが鬱蒼と。

今日はいつもの散策で行く断崖部の森を、少しだけ遠出してみました。

季節によっては訪れることもありますが8月は草原が鬱蒼としているので、

やや散策を敬遠していた部分もあるかもしれず、何だか素敵な風景もあり、

やはり少し苦労してでも見てみるものだなと思うのでした。風も心地よい。

また、エゾウサギギクらしい黄色い花が断崖部の斜面に一部分だけ咲いていて、

帰ってから調べてみると高山帯の草地や砂礫地などに生えるとのことなので、

違う植物かもしれないですが...知床の環境なら可能性もあるのかと思ったり、

ちょっと遠い場所の急斜面にあるので確認ができなかったことが残念ですが。

(追伸:エゾウサギギクではなく、おそらくエゾオグルマだったようです。)

そして、別の断崖の風景。こちらはハンゴンソウが黄色く咲いていました。

ヘリコプターの音が賑やか過ぎましたが、不意に訪れる静寂が良かったです。

まだ紅葉や黄葉には早いですが、秋の色になってきた、始まってきた知床、

まず海側から色彩が変わっていって、そして、山々にもそれは始まるでしょう。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし