ちょっと流氷が見えたり

ぐんぐんと雪が融けていくことを感じる一日でした。日差しは春です。

湿った雪をスノーシューで踏みしめながら、トドマツの茂る原生林では

木々の葉に積もった雪が融けて、雨でも降っているのかと思うくらいに

その雫がポタポタと止めどなく降ってくる場面がありました。冷たい。

草原ではキツツキたちのドラミングを子守歌(?)に、エゾシカがお昼寝。

キタキツネは、そろりそろりと歩みながら、狩りに集中している様子、

ジャンプして飛びこんだ雪の中、・・・今回は失敗だったようですが。

フレペの滝の展望地から、氷瀑は今日も細かい崩落をしていく様子を見ました。

最近は少し波立ってきた海ですが、久々に沖の方に流氷の白い帯が漂っており、

(冬の終わりが)名残惜しいのは僕ですが、流氷も同じ気持ちなのかと勝手に想像。

流氷の勢力が強い時期は風以外は無音の海ですが、こうして波の音が始まると、

そうですね、春の兆しを抑えるものがなくなっていくのだとも感じるのです。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし