今日は涼しさを感じる一日、散策日和とばかりに知床峠から歩いて羅臼湖へ。
登山道の情報として、先日の初夏めいた気温の後のものがわからなったので、
念のためスノーシューもザックに括り付けて行きましたが、使うことはなく、
僕の印象としては登山道全体の7割から8割ちかくは見えていたと思います。
ただ、三の沼や四の沼の周辺では、積雪で道がわからない箇所がある為、
周辺の地形や登山道を把握していない方は安易に立ち入らないように注意。
羅臼湖の展望地では、予想よりも雪融けで水かさを増した湖が綺麗でした。
雪融け水と雨の影響で...足元は泥濘と水溜りがスゴイことになっているので、
やはり長靴は必須の登山道です。登山靴やトレッキングシューズでも不向き。
(※この時期に限らず、羅臼湖を目指す方は長靴を選択するのが良いです。)
前半、思ったより雪がなくて道もわかるなぁ...と、順調に歩いていると。あら。
登山道の位置を把握していれば、茂みの先の道がわかるかもしれないですが、
たしか...この辺にあるはず!と、残雪をウロウロと僕も探す場面もありました。
三の沼の先に羅臼岳を望む、この登山道でも指折りの絶景スポット。
羅臼湖を含めて、その途中に点在するそれぞれの沼(湖)は雪融けも進み、
今日(5月30日)の段階でも、スッキリと水面が見えている状況でした。
羅臼湖周辺の雪融けが例年よりも早いのは間違いないことでしょうが、
登山道に咲く桜はどうなのでしょうか?あまり僕はこの時期に訪れないので、
どうにも...わからないのですが、今日は全体的に花としては終盤に感じました。
足下に散らばる薄紅色、見渡しても木には花がなくなり葉が目立っています。
サクラの種類によるものなのか、もう少し後の季節にも花があった気もします。
ちょっと足をのばして残雪を辿って近くの湖(沼)まで行ってみました。
ここは、おそらく数日すると雪融けで途中のハイマツやササが出てしまい、
それ以降は行くことが難しくなるでしょうから、タイミングとして最後かも。
今日も足をのばす予定はなかったのですが、行けそうかも!と良い予想外。
標高や環境の違いで知床五湖などに比べれば、雪融けや季節の訪れにも
一カ月程の差が感じられますが、遅くとも確実に春が経過していました。
☆羅臼湖については、弊社では6月8日~10月6日(羅臼線のバス運行期間)には、
貸切の一日ツアーの中でご案内することが可能です。どうぞご相談下さい。
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つよし
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