季節の境界を感じる昆虫

先週ごろから森に舞い飛ぶ白いもの。ふわふわと秋晴れの陽光に柔らかに。

この雪虫(トドノネオオワタムシ)が姿を見せ始めると、初雪も近いねぇ...と、

しばしば北国では住民の話しのネタになる昆虫ですが、感覚的にはまだ先かと。

たしかに、羅臼岳の山頂が昨日は白かった(雪か氷により)という情報ですし、

きっと知床峠付近の標高であれば”そうした日”が近いのかもしれないですが、

平地(ウトロの町や海岸部の森)では、早くとも今月末から来月に思います。

それでも、季節の経過だったり、次の季節を強く意識させる存在ですね(^^)

そして、このメタリックブルーに輝く昆虫も、僕にとっては秋から晩秋の印象。

種類は違うのかもしれないですが、春に何度か観察したことはあるものの、

これからの時期は遊歩道だったり獣道のど真ん中にいたりするツチハンミョウ、

ただ、有毒成分(カンタリジン)をもつ為、つい触れたりしないように注意が必要。

今日はモリモリと葉を貪り喰っていました。意外と貴重な光景に僕は大興奮。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

ころぽっくるHPが新しくなりました。⇒ https://www.shirekoro.com/

原生林・フレペの滝・知床五湖のトレッキング、1組だけ貸切ツアー、

冬はスノーシューでの自然体験ツアーを催行しております!

その他のネイチャーツアーもHPよりご相談下さいませ。


つよし