雪と落葉。山と瀑布。

冷たい風が吹き荒び、霰が時に強く降る曇天、往復5時間半の軽登山。

互いにお休みだった友人と、川を乗り越え、急斜面を這うように上り、

川の源流部にあるという大きな滝を目指して修験者のような一日でした。

こうして戻ってきた後には...悟りに近づけたような高揚感もありますが、

その行程は無心になって歩くのみ、滝が見える場所も一歩先は断崖絶壁、

落ち葉に積もる雪、頬を悴ませる寒さ、滝の美しさだけ冷たく際立って、

この季節の北国の自然は俗に言う「癒し」などなく、生の傍らに死がある、

スピリチュアルと書くとどうも胡散臭いのですが、自然の息吹を深く感じ、

アイヌの方々が認識するカムイのような、スピリットを連想するのでした。


つまり、今日のトレッキングと感じた自然への感想としましては、

「なんだべ、ほんと、ゆるくない」だから、知床の自然に惹かれるのです。




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