氷瀑とシカ、知床五湖とフクロウ。

今日の午前中はフレペの滝の青い氷瀑まで

のんびりとスノーシューで散策してきました。

温かな陽気の影響か、少し雪原の表面が湿った雪に。

こんな日はスノーシューの爪に雪がついて団子になります。

・・・重たい。ですが、お客様はエゾシカを見つけて嬉しそう。

それに、断崖と氷瀑を背景にしたエゾシカの風景。

これも冬の知床らしい、それを感じる様子に思います。

そして、午後から散策した知床五湖では...

思いがけない野生動物との嬉しい出会いがありました!

森を歩んでいくと、、木々の色と同化しながらも

"もこっ!ふわっ!"っとした塊が枝にあるではないですか!?

なんと、エゾフクロウが遠い目をしながら佇んでいました。

その可愛らしさに僕もお客様も見入っていましたが、

何かを見つけたように森の奥へと飛び去っていきました。

今年はネズミの足跡を雪上に見つけることが少なく、

おそらくネズミの数も例年よりは減っているのでしょうね。

昨年のミズナラのドングリの不作に影響していると思います。

こうした変化は、獲物としているフクロウにも繋がっているのでしょう。

餌によるものなのか、繁殖期の始まりによるものなのか、

今日は珍しく日中の知床五湖付近の森で観察できました。