日常であることの幸せ。
最近はお仕事(自然観察ツアー)の関係で、毎日午前4時に起きています。
日の出の時間が1時間ちょっと後になるので、その頃は…まだ真っ暗。
窓を開ければ、今朝も冷えた空気の、澄みきった空の彼方に星の瞬きが。
しっかり防寒をしていかなくてはと思いつつも、晴れる予感に笑みがでます。
明るくなってきた頃に、さあ...出発です。
朝陽が山のむこう側から昇ってくる知床半島のウトロ側は、
空が明るくなってきても森や草原の冷え切った空気は、まだ温まりません。
野鳥も虫も鳴き始める前の、肌寒く静まりきった遊歩道を歩いていきます。
そして、目的地の展望台に着く頃...
ちょうど知床連山から光が滾々と湧きだすように溢れました。
もちろん、晴れる日ばかりではなく、これから日に日に寒くなっていきます。
花の咲く時期も終わり、森の実りと彩りの季節も瞬く間に過ぎていくでしょう。
無情にも巡っていく自然の中で、夏鳥は行き、冬鳥が来て、雪に覆われます。
それでも、それも日常と知りながら、朝陽に小さな幸せを想えれば良いですね。
今日もお客様と巡り逢えたこと、そのことにも感謝、ありがとうございます。
『 知床の野生動物/4K動画総集編 【shiretoko wildlife】』

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