知床五湖のオオハクチョウ

今日も空気の冷たさに近づく冬を感じながら知床五湖を散策。

最近は雪や霙が降る日が続いていたので、長靴を履いて

遊歩道の泥濘に備えていきましたが、意外と乾いていました。

しだいに陽も差してきて、そうすると途端に温かさを感じます。

そんな太陽の温かさに誘われてか、野鳥たちも今日は活発に感じます。

森の中ではハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、

また、今月になってから観察する機会が増えたミヤマカケスや、

ナナカマドの実に集まっていたのかヒヨドリも群れでいました。

そして、午前中の散策の終盤にある一湖ではオオハクチョウ(写真)。

知床五湖で越冬はしないので、この後は別の場所に渡るのでしょうが、

立ち寄っただけにしては、長い期間を過ごしているように思いますね。

午後からはフレペの滝へと散策をしました。こちらも風が冷たい。

僕らの他には、団体ツアーの方々を1組見かけただけで、ほぼ貸切。

今月初め頃までなら日中であることを考えれば、ツアーだけでなく、

他にも散策者が多かったことと思うのですが、枯れ野に風と波の音。

こうした様子にも晩秋なのだなと...寂しくも穏やかに思うばかりです。

断崖から流れ落ちる滝だけは(水量以外は)変わらず流れていました。


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