起床。窓のむこうは白銀の世界。
僕の住む知床(ウトロ)でも5cmほど積もったようです。
そんな景色を見たら、思わず外に駆けだしてしまいますね。
こちらでは森の木々もすっかり落葉してサッパリしたものですが、
11月に鮮やかに黄葉して最後に残った色彩を搾りだすようなカラマツ。
寒いはずなのに雪積もる中の大地は少し温かそうに見えることもあります。
今日のような湿った重たい雪から、乾いた軽い雪に変わる頃には
北国の住民も森の草木だって本当の冬が来たと感じるのでしょう。
凍てつく風は吹きつけて、雪がこの場に留まることすら許しません。
枯草色の斜面と断崖にカモメとカラスが飛び交い、波がたちます。
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