凍てつく飛沫に虹がでた!

フレペの滝への遊歩道。目まぐるしく変わる最近の気候に

雪が降っては、積もって、風に飛ばされ、また積もって、融けて、

この周辺で過ごしているエゾシカにとっても苦労があるでしょう。

今日はといえば...枯れ野の風景になっており、

陽光の加減からかパステルカラーの色彩に意外なほど綺麗でした。

ただ、断崖部の滝の上にあたる付近は足下がガチガチに凍っていました。

強風に吹き上げられた滝の飛沫が降りかかかって凍結したのでしょう。

草原の枯れたワラビや小さな草も冷凍保存状態(のよう)になっています。

半透明の氷に包まれている様子が広がっており、

しゃがみ込んで眺める風景は、こういうアート作品のようかも。

激しく波立つオホーツク海を見下ろす方向、もちろん柵もしっかり凍結。。。

この様子が面白くて写真を撮っていると、風が吹くと小雨が降るように

滝の飛沫が僕に降りかかかってきて...これはたまらん(>_<)と、、

その場を離れて展望地に行こうと思った時に、なんと素晴らしい!!

この写真では色が薄くてわからない方もいるかもしれないですが、

その瞬間に吹き上がってくる滝の飛沫に陽が差して”虹”がでました!

(写真中央付近の縦にのびる赤や黄色、緑に見えるのがそうです。)

また、写真右側のフレペの滝自体も氷瀑になってきて、

その場にいることができたら本当に感動があるはずの美しさです✨

12月の寒さと強い風、断崖の地形に、水と光の織り成す瞬間の風景。


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