虹と、熊。

今日は朝から強い風が吹き、天気予報のとおりに雨も。

それでも晴れ間が見えることもあって、状況をみながら...

素敵な風景などないかと、お客様と自然観察ツアーに行きました。

すると上空の雲の切れ間から強い陽光が燦々と差してきて、

その瞬間に海の手前、断崖と断崖の間に架かる橋のように虹が!

この風景に出会えたことの感動に車内で歓声があがりました(^^)

そして、もう一つ...本日のお客様方に喜ばれたのが、、

こうした強風の日には野生動物たちも森の奥に入ってしまいがちですが、

エゾシカを観察して、次の場所に向かっていく途中に...なんとヒグマが2頭。

どちらも身体のサイズも大きくはなく体型的にも若い個体だと思いますが、

おそらく兄弟グマが道路に近い斜面を...ノソノソと歩いていました。


金網のむこう側にいると動物園で写真を撮ったようになっていますが...

もちろんながら知床に住んでいる国立公園内の野生のヒグマたちです。

こうして警戒心も薄く道路脇にも平気な様子で出没するところだったり、

こちらに(車内ですが)人間がいる事を理解しながら逃げる素振りもなく、

いわゆる新世代ベアーズと呼ばれるような様子に僕は苦笑いですが。。。

それでも、、知床を代表し豊かな生態系を象徴する野生動物の一つである

このヒグマという存在を観察して頂いた部分については良かったです。