強く降る、静かに駆ける。

今日も一時的に吹雪くように雪が降る時間もありました。

それがおさまるのを待っているのか、海岸近くの木々にはワシがおり、

オオワシ、オジロワシ、その成鳥からから若鳥まで、十数羽はいました。

ただ、あまりに雪が激しくて...双眼鏡やフィールドスコープのむこうも

雪に霞むような先にワシのシルエットが見えるだけで、

オオワシの成鳥ならば身体や嘴の色から判断ができますが、

それ以外は降る勢いが弱まるまで待たなくては、なかなか難しいくらい。

そうして、ワシたちも僕も、ただただ待っている時間が面白かったです。

ある意味の意思の疎通のようなものすら感じました(笑)...寒いけど。

その後、雪もすっかりやんで、国立公園内の道路を移動していると、

不意にキタキツネが出てきて、軽やかな足どりで横断していきました。

こんな凍結路面のツルツル✨テカテカ✨を颯爽と行く姿に、、

足の裏に毛が生えていて...それが滑り止めの役割を...なんたらかんたら、

さすがだな!...と考えながらも、もし転倒したら困るよな、大丈夫かな?と

少し心配して観ていましたが、そのまま振り返りもせず森に消えていきました。

アディオ~ス...♪ また会おうぜ。と思いながらカーブを曲がっていくのでした。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし