最近のフレペの滝の散策時には「コァ!コァ!グルルゥ...」など
彼らの特徴的な鳴き声を聞くことも多かったように思いますが、
なかなか姿をちゃんと見せてくれなかったワタリガラス。
木のむこうに少し黒い色が見えてもコチラには来てくれず、
パッと見ではカラスはカラスなので断定する自信がなかったです。
そして、今日になってようやく(...と言っても遠い)写真に撮れました。
4,5年前までは冬季の知床半島への渡来数も多くて、
観察する機会も日常的にありましたが、近年はめっきり減りました。
エゾシカの生息数だったり、それによって冬季の食料として得られる
死骸の数によって渡来数が大きく変動しているのかと思われます。
でも、どうやって彼らが夏季を過ごすさらに北の地で、
渡ってくる前に知床での食料事情を知ったのか?カラス間の噂話とか...?
そして、今日はもう一種類、例年ならば冬季にあまり観察しない
...ように思う野鳥、冬羽のシメが姿を見せてくれました。
そういえば今年はマヒワを観察することも何度もありました。
このようなアトリの仲間(アトリ自体も)は年によって渡来する数が
まるで違ってくるので、どういった理由で今年はこの種類が多いのか、
または...今年はあの種類が少ないのか、考えることがよくあります。
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