我が故郷(ふるさと)。

僕の仕事も落ち着いて妻も休みだったので、

お正月以来に別海町の実家に顔を見せに行ってきました。

天候にも恵まれて、峠越えも思ったよりも路面が乾いており”すいすい”、

知床半島の羅臼側(厳密には標津付近)から眺める知床連山も綺麗でした。

また、実家のそばの牧草地にはタンチョウも当然のような顔で佇んでいたり、

そうかと思えば同じ場所で振り返ればオオハクチョウが飛んでいく様子も。

多くの方がもっている印象としては、意外かもしれないですが、

どちらも知床半島自体で観察できる機会は少ない野鳥なので、

生まれてからずっと...(時期によっては)本当に日常としてあった光景で、

そこに珍しい感覚がなかったですが、今となってはなんと面白い環境に、

そして、贅沢で貴重な環境に僕は暮らしていたのだろうと思うばかりです。


タンチョウに関しては近年の生息数の増加により根釧地域では

過剰になりつつある彼らの生息域の拡大が必要とされています。

また、シマフクロウ等の希少生物も周辺に生息し保護活動も行われています。

知床だけでなく、こうした自然とも人間が上手く付き合っていけることを、

また、持続的に人間と野生動物が共存していける環境を残していきたいですね。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし