知床は羅臼も、いいね👍

最近は同じ知床半島でも天候が逆転するような日が多く、

今日も朝の段階ではウトロ側は霧がでたり雲が多くてどんよりしていましたが、

知床峠を越えて羅臼に行ってみると驚くくらいに晴れていて暖かかったです。

そして、知床横断道路の通行可能時間が8時00分~17時00分に延長されたので、

羅臼側の「熊越の滝」や「間欠泉」等にドライブがてら行ってきました。

季節もやや違う知床半島、羅臼では桜の開花すらもまだとのことでしたが、

少し咲いているように見える桜もあって、今日が開花だったのでしょうか?

熊越の滝の散策路は思っていた残雪はなく歩きやすくなっていました。

春をむかえたばかりの森に、爽やかに流れる小川の音が心地よいですね。

はじけ飛ぶ水滴をまといながらエゾノリュウキンカが鮮やかに見えました。

どちらかといえば僕の出身地の別海町が、同じ知床でも斜里(ウトロ)よりも

この羅臼に近い環境の為なのか、この空気が何となく懐かしく優しいです。

真っ青な海の先には島が!そうです、知床でも国後島が見えるのは羅臼側です。

いつも案内中「あれは国後島ですか?」と聞かれるのは斜里や網走あたりです。

この「クジラの見える丘公園」からは天候に恵まれれば絶景も楽しめますし、

時期になるとマッコウクジラを観察できる展望デッキとして知られています。

(肉眼で見つけるのは難しいので、フィールドスコープ等の機材は必要です。)


羅臼に行く時には、どうぞ『羅臼ビジターセンター』にもお立ち寄りください。

館内には様々な展示もあり、インフォメーションで自然情報も提供されます。

羅臼といえば近年はホエールウオッチングの聖地とも呼ばれるくらいに

イルカやクジラ、シャチや海獣類が観ることができると世界的にも有名です。

そうしたクルージングと合わせて知識を得ることで、より楽しめますよ...♪

また、羅臼ビジターセンターの裏には間欠泉もあり、

タイミングが合えば噴出する瞬間に立ち会えるかもしれませんよ!

50分~60分の間隔で噴出していると思います。(詳細はビジターセンターで)

《5月17日の間欠泉にて。3分35秒あたりから噴出します。》




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし