昨晩から明け方に降った雨も、早朝のツアーの頃にはやみました。
昨日、たとえ多少の雨でも私たちは歩きます!と言っていたお客様も
やっぱり一安心だったようで、、雨あがりの空に嬉しそうでした。
爽やかな空気と瑞々しく茂って見える草原の先にはオホーツク海、
柔らかく吹きあがってくる海霧が周囲を包みながらもすぐ消えて、
ふと見た海には不思議と帯状になった霧が神秘的に浮かんでいました。
午前中は(もはや)いつもの断崖部の森を散策して、午後からは知床五湖へ。
知床連山の山頂部は雲に包まれていることが多かったですが、
風もなく穏やかな今日の湖面に映りこむと雄大さが増して感じられます。
場所は違いますが...午前中は合唱していたコエゾゼミの声もなくなって、
ささやかに野鳥が鳴くことがあっても、森は静寂そのもの、のようでした。
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