草原に降りそそぐ日差しは熱いものの、日陰になる森の中は涼しいです。
青空も見え始めると急にコエゾゼミが鳴きだして...気がつけば大合唱。
ただ、雲が太陽を隠して、ほんのちょっとの気温の低下があるのかないのか、
そうするとピタッと鳴きやんでしまい驚くくらいに周囲が静寂に包まれます。
こんなに繊細な生き物であったかなと例年の様子を思いだしてみますが、
やや羽化が遅くなったことと、今のところの数が少ないようには思います。
また陽が差し込んできて木洩れ日がキラキラ、じわりじわりと鳴きだします。
どこまでも鬱蒼と茂る風景に黄色いキオンの花が綺麗です。
そろそろハンゴンソウも咲きはじめていますが、全体的には遅そう。
知床では山々の雪融けは早かったはずなのですが、こうした平地での
動物たちの生活ペースや草花の開花等の経過は例年より遅い気もしますね。
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