夕方せまる海岸線を車で移動していくと立ち枯れした大きな木に
日に照らされて...その木と似た色をしたオジロワシがとまっていました。
10月に入り、ここ数日の海は波が高くなっておりウトロの観光船の欠航も多く、
また、出航しても条件付きの運航が続いているような状況になっているので、
そうした海を鋭く見つめるオジロワシも、何か思う部分もあるのでしょうか。
飛び立つ様子もなく、このまま暮れていく今日を過ごしているようでした。
昨日に初冠雪をむかえた知床の山々でしたが、日中から気温が上がったので、
本当にみるみるうちに薄っすら積もっていた雪が融けていくことを感じました。
日により指先が悴む寒さと、散策していて軽く汗ばむ陽気を繰り返しながら、
みるみるでなく、だんだんと、風景は着実に次の季節へと向かうのでしょう。
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