舌をぺろぺろ、枯れたハンゴンソウの陰から、木々の影から...じ~~~っと
メスジカを見つめているのは、、繁殖期をむかえた晩秋のオスジカたち。
そして、じりじりとにじり寄ったり、時に全力で草原を疾走しながら、
群れたメスたちを執拗に追かけまわす行動も10月下旬~11月に見かけます。
たしかに彼らは一夫多妻型のハーレムを形成することでも有名ですが、
実際のところは、そうした群れになる為にはメスジカが逃げないで
1頭のオスの周囲に留まってくれることが形成されるのに必要に見えます。
本当に身体も角も大きなオスなら別なのかもしれませんが、ほとんどは...
何度も何度も逃げられては追ってを繰り返してアタックをしています。
メスはメスで逃げることに懸命で、そんな悲哀の光景も、この季節ですね。
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