カツラと沼の底の倒木。

日に日に進んでいく落葉に、少し森の中もすっきりしてきましたが、

これまでは長く忘れていた見通しの良さと先の風景は悪くもないです。

それは、こんな場所から知床連山が見えていたのかと思うこともあり、

キツツキなど野鳥の観察にも木々の葉が少ない方が見つけやすいですよね。

茂みも低くなり、つい歩きやすくてズンズンと進んでくと小さな沼へ。

春先には雪融け水の沼ができて、小さいものの青さが綺麗な場所です。

先日の雨の影響なのか溜まり、夏に来た前回はほぼ水は無かったですが。

その底には倒木があり、妖しく輝くような様子は美しくも見えました。

周囲の木々が映る角度も、風景として良かったです。

もう一つの沼は、そばにあるカツラの大木から落ちた無数の葉が

黄色く水面を埋め尽くしていました。甘い匂いも周囲を包みこみます。

見上げれば、はらはら、はらはら、なお舞い落ちる葉。過ぎ去る季節。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし