先月は森の散策で数回だけ見かけて、それ以来は全く出会えなかったですが、
最近は他のガイドさんは観察機会が増えてきたとの噂だった...エゾモモンガ。
どうにも僕はこの数年はモモンガ運がないもので、半分は諦めていました。
それでも、そのうち見かけることもあるだろうと開き直って散策していると、
・・・頭上からパラパラとトドマツの葉が降ってくるではないですか。
昨日まで全くもって出会える気もしなかったのに、森に入ってすぐにモモンガ!
その出会いは...エゾモモンガの、お尻から。それでも可愛い(笑)
ご存知の方も多いでしょうが本来であれば夜行性の動物になるので、
こうした日中に観察することは冬季以外の時期ではかなり稀ですが、
繁殖期の頃はかなり頻繁に明るい時間も行動しているように思います。
トドマツの葉を一心不乱に食べていて、あまり人の目も気にしない印象。
たしかに僕らでは近づけないような高い場所にいるので安全なのでしょうが。
結構なハイペースで食べて、この個体は葉をキレイに残さず齧りながらも、
2,3分で新しいのを採りに雪を掻き分けながら木の枝を移動していました。
飛び散る雪が陽に輝いて綺麗でしたし、このアグレッシブさが良かったです。
エゾモモンガは先住民族アイヌの言葉で「アッ・カムイ」と呼ばれて、
それは『子守りの神』とか『子守歌の神』という意味だそうです。
どうぞ誰かも、可愛い赤ちゃんに巡り逢えますように。神様へお祈りを。
【今日の動画➀ 4K もぐもぐタイム、エゾモモンガ 《ショートversion*オマケ付き》】
【今日の動画② 4K もぐもぐタイム、エゾモモンガ 《ロングversion*12min.》】
***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****
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つよし
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