登山道に咲く桜。

※羅臼岳の山開きは例年7月の第1日曜日になります。

まだ残雪で登山道が途中から不明瞭で道に迷う可能性もあるので、

この時期の登山を勧めているわけではございません。ご注意下さい。


今年は知床連山の雪融けも早く進んでいるように感じられます。

もちろん山頂に近い場所では登山をするには雪が多いのですが、

どの程度まで季節も進んでいるのかと確認をしに行ってみました。

僕は標高でいうと700mあたりで雪が多くなってひき返しましたが、

オホーツク展望までは登山道に雪がなく快適に登れる状況でした。


チシマザクラ(写真上)の清楚な色合いと涼しい風に癒されながら、

こちらでは珍しい野鳥でカッコウの仲間であるジュウイチを観察、

この鳥はコルリやオオルリに托卵をする種類だそうで、そういえば...

今年はわりと広い範囲で散策中にオオルリを見ることがあるので、

そうしたことも影響をしているのかもしれないですね。声も綺麗です。

登山道に咲く桜は、この後も標高を上げながら咲いていくことでしょう。

天気も良くて最高ですね!どこまでも広がる森のむこうにオホーツク海。

木々の隙間からフレペの滝の草原や知床五湖も見ることができました。

羅臼岳の山頂にも行きたいものですね。今日はそのつもりもなかったので...

ただただ遠くから眺めて帰ってきました。新緑と桜と残雪と、いいですね。

知床五湖などの散策中に雪があるなぁ...と眺めていたあたりに来ました。

少し触れてみると、懐かしいような(いや、そんな懐かしくもない)。。。

日差しの熱さに心地は良かったです。ヒヤ~っと漂う冷気も感じました。

それほど新しいものではないですが、登山道にヒグマの糞もありました。

すでにアリの巣が多い密集地点にはアリが歩きまわり蟻酸の?酸っぱい匂い、

昨年も時期によっては頻繁にヒグマが登山道にも出没していた状況もあるので、

羅臼岳登山や知床連山縦走を夏季に考えている方は、どうぞご注意下さいませ。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし


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